
今日は週末イラストレーターのもがみんが線画の描き方について教えるよ!
線画は絵の仕上がりを左右するとても大事な作業です。
線画を甘く見て、適当に書いてしまうと目も当てられない絵になってしまいます。

これは僕が8年前に線画を適当に描いてしまった絵です。
線画段階での完成度が低かったので、色を塗ろうが影をつけようが完成度の高い絵になるはずはありませんでした。
今日は線画を書く手順、テクニック、注意することをお話するのでぜひ参考にしてみてくださいね!
線画を描く手順
①ラフを描きます。

ラフは適当に描いちゃってください。
この時点で輪郭などが少しおかしくても大丈夫です。
②新しいレイヤーを作り、ラフを描いたレイヤーの不透明度を下げます

僕は不透明度を30%にしていますが、これから描く線画と、ラフを見分けられれば大丈夫です。
③線画を描き始めます

納得できる線が描けるまで妥協せず描き続けてください。
ここで妥協すると、後々修正するのが面倒臭くなります。
④線画が気に入らなければ、また新しいレイヤーを作り、線画のレイヤーの不透明度を下げ、また線画を描きます

ちなみに僕は3、4回この作業を繰り返します…。(僕が雑なだけ)
線画がうまく見えるST(スーパーテクニック)
ST①線に強弱を付ける

線に強弱を付けることで、絵全体が単調に見えずにすみます。
その具体的な方法としては、線の接触部に黒を入れたり、輪郭の膨らんでる部分を濃くするといったものがあります。

また、線の端と真ん中を消しゴムで削ることで線を薄くするというテクニックもあります。
線画を描くときに注意すること
①描き終わった後に左右対称確認をする

左右対称に反転することで、輪郭や顔のパーツ、絵全体のバランスを確認します。
バランスがとれていないと、反転した時に違和感が生じます。
②髪の線画を描く時に、髪が生えてる中心点を意識する

髪の中心を意識しないで描くと、生え際が何個もある変な絵になってしまいます。
③線を重ねない

上の画像のように、線を重ねてしまうと絵がキレイに見えません。

この画像のように、線は一本で描くようにしましょう。
完成!!

今日の記事の情報をもとに描いた線画がこちらです!
線画をただ練習するだけでなく、人の線画を見るのも絵の上達には欠かせません。
上手い人の絵をたくさん見て、盗めるものはどんどん盗んじゃいましょう!!
今日のモチベーション動画
僕が絵を描くモチベーションを上げるためにたまに見てる動画です。
日本一目指したくなりますよね…どうぞよしなに。